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［社員の声］

「日々の仕事の中で」通関部　仲里綾華

2010年4月で入社3年目を迎えます。入社当時はわからないことばかりでしたが、先輩方に丁寧に教えていただき、徐々に通関業務に慣れてまいりました。

海外から貨物が到着すると、航空会社や船会社と連絡をとり、貨物の内容をチェックします。そして、税関への輸入申告を行い、輸入許可の下りたものをお客様へ配達いたします。

その一連の流れで私が感じたことは「繋がり」です。お客様からのご依頼があって、私たちの仕事は成り立ちます。航空会社や船会社も同じです。さらに、関税などの税金は国の大事な収入源となり、輸入された食品や生活用品は国内に流通し、私たちの生活に行き渡ります。

商業、運送業、通関業と、それぞれ独立した仕事に見えていたものが、実際にその中で働くことで、どれも世の中で一貫した動きなのだと感じることができました。

最近では「アジア共同体構想」など、もし実現したら通関業務にどのような変化が起きるのだろうと、貿易関連のニュースも以前に増して意識するようになりました。

価格変動や景気状況など、国内外の繋がりを感じられる仕事だと思います。

そして、私が仕事で一番楽しく感じることは人や物との関わり合いです。毎朝、出社してまず、海外からの貨物を確認するために貨物ターミナルに向かいます。そこで交わす朝の挨拶や、やり取りに何か大きなもの流れを感じます。

「一日一日が始まりなんだ」「今日はどんな動きがあるのだろう」と常に新しいものを受け入れる気分になります。

現在は通関士の資格を取るために勉強中なのですが、新たな知識を得て、さらに何が見えてくるのかを楽しみに仕事に努めていきたいと思います。